2021年2月5日金曜日

東京オリパラ会長の大失態

女性蔑視発言… 何をか言わんやである。

そもそもこの人は議員時代からの失言が非常に多い。wikipediaにも失言集が載っていた。会長就任時も「なんでこんな人が!?」と思ったものである。
個人的には新国立競技場建設の際の財政問題についても「国がたった2500億円程度も出せないでどうするんだ」と公然と宣っていたのが非常に(悪)印象深い。

言葉選びが下手なだけという表面的な話ではない。いくらへりくだった態度で謝罪しても常に上から目線で「とりあえず頭下げときゃいい」「謝罪原稿読んどきゃいい」という姿勢が「ちらほら」見えるというレベルではなく隠そうともしていない。


そのことに本人が気づいていない。

若造の記者にちょっと煽られただけですぐにメッキがはがれた会見だった。若造ナイス👍。この様子は逆ギレとも報じられている。

またこの会見の席上かはわからんが「無報酬でやっている」「奉仕の精神で」とかなんとか…女性蔑視発言の流れでなぜこんな話が出てくるのか。金もらってないから責任も無いって言いたいのかな。

日本国内で閉じる組織・イベントなら「いつものことか」と笑って終わる話かもしれない(この感覚もおかしい)が、世界的なイベントのオープンな場でこの失言をしてしまうこと自体致命的である。
後々「考えが古い人間だから」という言い訳をするかもしれないが、昭和からいきなり現代にタイムスリップしたわけでもあるまい。古い時代から現在までの積み重ねは何もないと言っているようなものだ。

で本人は辞任の意向なんてサラサラないらしく「老害がいらないというなら引きずりおろせばいいじゃないですか」と居直り&居座り宣言。一方当のIOCは「謝罪したから問題なし」の見解を早々に発表。主催のIOCが言ったのなら世界の常識とか関係なくまぁそうなんでしょう。だけどそれに各国の女子選手が納得するのかな?男子選手ですら不愉快に感じる発言だっただろう。
このまま居座り続ければこれを理由に出場拒否する選手が出ても何ら不思議はない。
という可能性を当の本人は認識しているのだろうか?

またある情報番組内でこの件に対して某コメンテーターがジェンダーに関する見解を交えて批判していたがそれもおかしな話だった。「女性~/男性~/両性~」という発言部分に噛みついていたのだがその批判内容が的外れ…というか生放送で文脈無視で単語を切り取って全然違う論点の話をしていたのは引いた。

現状(そしてこれからも)当事者間でも見解が一致しないLGBT/各種ジェンダーの認識をこの発言にかなり強引に当てはめて「認識がおかしい」と叩いていた。叩き方を間違っている典型例。

まぁそもそも東京オリパラを開催できるかどうか自体いまだ不透明だけどね…まずはコロナくたばれ!

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