2015年7月4日土曜日

言論の自由はマスコミだけのもの?

言論/表現の自由ってマスコミ各社だけが持っている特権だったっけ?

某政党の内輪の勉強会における某氏の発言内容に対するマスコミ各社の扱いについて、そんな疑問が頭をよぎる。
論調は「マスコミ批判→表現の自由に対する冒涜→憲法違反」という昔ながらのパターン

マスコミを批判することは言論/表現の自由を冒すことになるのだろうか。
先の大戦中に言論統制があったのはもちろん承知しているが、昨今の状況はこれとはまったく異なる。
捏造・隠蔽・意図的と思わざるを得ない誤報・公人にプライバシーなど無いかの如きのぞき記事・国家間の関係にまで影響した誤報記事に対する無責任さ。言論の自由を隠れ蓑にしてマスコミがやりたい放題なのである。

これらを批判されるとすぐに言論/表現の自由を持ち出す。マスコミを批判するのも自由なはずなんだけど、そんなことはまったく無視して発言したこと自体を叩きまくる。なぜ自身が批判されたのかを論理的に分析した放送・文面を私は見たことが無い。
自身が批判されると脊髄反射で憲法違反と連呼。批判した人は表現の自由を批判したんじゃなくてマスコミを批判したはずなんだけど、マスコミ側は「俺たち=言論/表現の自由だ」と思い上がっているふしがある。こういう解釈が歪曲であることに気づいてすらいない。

恥を知れ。

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